2011年01月21日

椎間板ヘルニア(手術)

前回の記事の続きです。

椎間板ヘルニア(発症)
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椎間板ヘルニアは、一般的に5つのグレードがあります。

グレード1は、背中に痛みがあるもの。
グレード2は、少し麻痺のような症状が出てきたもの。ふらつきながら歩く等
グレード3は、後ろ足の完全な麻痺、排尿は可能、深部痛覚はある。
グレード4は、排尿も出来なくなる、尿漏れなど。深部痛覚はある。
グレード5は、深部痛覚もなくなる。器具で挟んでも痛みをまったく感じない。

グレード1、2では、内科的治療を、
グレード3以降は外科的治療を勧めているそうです。
ハルクは、9日の昼はグレード3だったものが10日の朝には4になっていました。
グレード5になると手術をしても日常生活が出来るようになる確率は5割未満。
すぐに手術をしたのは、そのためです。


椎間板ヘルニアの手術は、その症状により、
いくつかの術式を組み合わせて実施することが多いようです。

ハルクが行った手術は「左側片側椎弓切除術」と「予防造窓術」です。

症状を回復するための手術は「左側片側椎弓切除術」で行いました。
荷台を運転席から取り除き、運転席を壁から外す手術です。
(難しい言葉で説明できなくてすみません)

「予防造窓術」は他の椎間板の髄核を取り除くことで
椎間板ヘルニアの再発を予防するために実施する手術です。



手術の合併症として、感染症と、側弯症、強湾症の説明を受けました。
側弯症は、手術の影響で、体がくの字に曲がったり、
背中が山のようになるもので、実際にハルクは今、くの字になっています。



手術のリスクは麻酔。
すでに当日、MRI検査でも全身麻酔をしています。
1日に何度も麻酔を繰り返すことについて不安を伝えたところ、
最近の外科手術に使用する麻酔はとても良くなってきていることと、
麻酔のリスクよりも手術しないほうのリスクが高いことを説明されました。



入院は個体差にもよるけれど、1週間から2週間。
ハルクは目のこともあるので、場合によってはすぐにお引き取りを〜と
言われたのですが、そこはなんとかがんばって8日間入院してもらいました。


手術の時間は小1時間でした。


ハルクの背中を開けたら、血がたくさん出てきたそうです。
MRI検査で白く写っていたのは血でした。
血を取り除いただけで、圧迫がかなり取り除かれたそうです。

・・・出血するほどの衝撃だったのですね。。。



荷台を運転席から取り除く手術は、かなり上手く行ったそうです。
しかし運転席を壁から取り除く手術は、手探りの中、出来る限りの事をしたと。
もしかしたら取り除いていない部分があり、
そこが影響して回復しないことも想定されるということでした。


やりすぎてしまい、神経を傷つけてしまうほうが怖い。
(私、やりすぎて神経傷つけられ経験者。巻き爪手術で足の親指動きません)


1週間後にもう一度MRI検査を行い、確認することになりました。



その後、ハルクに面会しました。
ハルクは水槽のような箱に入れられていました。ICUです。
水槽には外から酸素や温風が送り込まれていました。
ハルクは麻酔から覚めたばかりで、体温が下がり、ガタガタと震えていました。

ハルクと目があったパパはその場で号泣。
(帰り道、「会社辞めて、ハルクのそばに居ろ」命令が出ました)

不注意でこんな痛い目にあわせてしまい、本当に申し訳ない気持ちでした。


本来であれば、飼い主はその後退院まで面会出来ないのですが、
ハルクは目のこともあり、時々面会しても構わないと言われました。


ただ、面会のつど、入院室から処置室に連れてこないといけないこと、
処置室にはいつも術後に安静にしている子がいることもあって、
目の色が変わった時には連絡してもらえるようにお願いし、面会はやめました。


入院4日目、ハルクの目は急に悪くなりました。
高眼圧で真っ白になってしまったのです。
しかし、まだ退院するには早い。。。
整形外科の先生が眼科に連絡を取ってくれて、
目薬の回数や種類を調整してくたので、とても助かりました。


ハルクの高眼圧は、避けられないことだったようです。
全身麻酔の間、心臓が動き続けるように使用する薬で、
眼圧が上がってしまうのだそうです。
MRI検査でも手術でも使用しているので、仕方ありません。


術後3日間はステロイドを使用していたので収まっていたけれど、
使わなくなった途端、眼圧が上がったのです。


眼科の先生には、もう右目の高眼圧にすぐに対処する方法は無い、
今は腰を治すことに専念して欲しいと言われました。
目が見えないよりも動けないほうが動物には辛いから
よく治してあげてくださいと。。。


夏、あんなにみんなに助けてもらった右目なのに。。。
もう高眼圧は仕方ないと思うことが、私にはとても辛く悲しい事でした。





手術の傷あと、ちょっと衝撃的ですが、参考までに載せておきます。

018 (640x478).jpg


予防的造窓術のため大きく切開されています。

016 (640x478).jpg

この毛を剃られた所、生えてきた毛はウェーブかかって天パみたいです。


つづく

ニックネーム ハルクママ at 12:42| Comment(3) | 椎間板ヘルニア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ハルク君は幸せ者です揺れるハート
そして、これらの記事は椎間板ヘルニアについてたいへんよくわかり参考になります。
椎間板ヘルニアの治療を必要となった時の愛犬家にとって(私を含め)よき道しるべとなります。手(グー)
ありがとう。
Posted by maho at 2011年01月21日 19:38
ハルクくん、ご無沙汰しています。犬(笑)
かなり回復して元気になってきた様子で、自分のことのように嬉しく思っています。
ハルクくんと遊んだのは、去年の6月箱根芦ノ湖パノラマパークでしたよね。早く一緒に遊べるように頑張ってね。手(チョキ)
先週、お台場のホテルに泊まったとき、豊洲に行けばハルクくんに逢えるかなと、茶々丸と話していました。
まだまだ寒い時期が続くから、暖かくなるまで焦らず静養して、春になったらお逢いしたいですね。るんるん
Posted by 茶々丸パパ at 2011年01月21日 21:32
>mahoさんへ
いつもご心配頂き、ありがとうございます。
なるべく詳細に残しておけば再発したとしても冷静に対応出来そうな気がして。
でも、どうか思い出だけで、実際に必要になる子がいないようにと祈っています。

>茶々丸パパさんへ
ご無沙汰しています。
昨年6月はまだ白内障だけでしたので、本当にいろいろあったなーと思ってしまいます。
すぐに元気になりますので、また遊びましょう。
お台場のホテル、お散歩コースでした。
お近くにお越しの時は声をかけてくださいね♪
Posted by ハルクママ at 2011年01月25日 23:41
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