2011年01月20日

椎間板ヘルニア(発症)

しばらくブログをお休みしてしまいました。
ハルクは先日10日に、術後3か月検診を受け、
右足にまだ麻痺が残るものの、順調に回復していると言われました。

16日にはRunRun家ディン家ビーチ家がお見舞いに来てくれて、
元気なハルクに驚き、そして喜んでくれました。

この3ヶ月、皆さんに励まされ、何とかやって来れました。
本当にありがとうございました。

はじめのうち、ハルクが自分に起きている事を理解できず、
上手く動かない足をじっと見て、なめ、また動かし、また見て、と
繰り返す姿が何とも可哀そうで、見ているのがとても辛かったです。

しかし、毎日毎日、少しずつ回復して、
今では部屋の中は介助なく歩けるようになりました。
(時々走ってるし^^;)

ここで、ハルクの椎間板ヘルニアについて記録しておこうと思います。

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椎間板は、ゼリー状の髄核と、それを取り囲む繊維輪で成り立ちます。
背骨の1つ1つの骨をクッションのような役目でつなげています。
背骨の上には、神経細胞(脊髄)が詰まった脊椎管があります。

椎間板ヘルニアは、椎間板が脊椎管内の脊髄や神経を圧迫し、
大きな痛みと神経マヒを起こす病気です。

単純に突出しただけなら内科治療も可能ですが、
髄核が何らかの形で繊維輪を飛び出して圧迫している場合などは
手遅れになると神経細胞が壊死してしまうこともあるので、
早期に外科治療(手術)を行うケースがあります。



10/9(土) 3連休の初日 朝6時

ふっと目が覚めると、ソファの隅に小さくなっているハルクが目に入りました。

「ハルク、ハルク…」

何度か呼びかけても、こちらに顔を向けるだけで動きません。
ハルクに近づくと、ササッと隣のソファに逃げました。
この時までは、まだ自力で歩けました。でも何だか歩く姿がおかしい。


近くに寄りハルクをよく見ると、小刻みに震え、右後足は痙攣しています。
身体を触るととても冷たくなっていました。
おやつをあげようとしても顔をそむけます。

毛布をかけて、体をさすり続けること2時間。
8時過ぎに、ふっと体が温かくなり、食欲も出てフードを食べました。


実は、ハルクは数日前から眼圧が上がり、右目の濁りがひどくなったため、
この日に眼科の診察を予定していました。


具合が悪いのは高眼圧のせいかもしれないと思い、
まずは眼科で診察を受けることにしました。


眼科には9時半に着きました。
事情を話し、すぐに診察してもらいました。

この時、すでに足先は丸まり、フラフラして自分では立てませんでした。


眼科では、確かに眼圧は高いけれど、震えるほどの痛みではなく、
触診の際に腰を痛がるそぶりがあるし、
足先が丸まるのは神経障害が疑われるので、
すぐにレントゲンやCTがある病院に連れて行く方がよいと言われました。


かかりつけ医に連絡した所、ここでは整形関連の疾患は診ておらず、
他を紹介しているが、すぐに診てもらえるかわからないとの回答。


そこで、以前、辰巳公園をお散歩していたビーグルの飼い主さんに、
「椎間板ヘルニアになったらここに行きなさい」と教えてもらった
江東区内の病院に連絡を取りました。


眼科では、今までの目の治療の経緯、使った薬などを書いてくれました。


結果として、眼科からの紹介として取り扱われているのですが、
その後の治療でハルクの目が悪くなった時にも整形外科と眼科が
協力して対応してくれたので、先に眼科に行って良かったと思います。



整形外科の病院には12時に着きました。
すでにこの時点で自力でおしっこ出来ませんでした。

経緯を説明し、レントゲン撮影も行った所、
「椎間板ヘルニア」の疑いが濃厚であると言われました。

ただ、詳しくはMRI検査を行ってみないとわからないので、
10日に検査を受けてください、とのこと。

もしそこで「椎間板ヘルニア」と確定した場合、
すぐに手術することになるかもしれない、と言われました。


朝、痛がっていたのが、数時間後に痛みがなくなった、
実際は痛みを感じなくなったのは、麻痺によるもので、
椎間板ヘルニアの特徴だそうです。
(痛み〜麻痺までの時間は個体差があります。)


原因として先生に聞かれたのは、
「昨日、大きな犬に上から乗られませんでしたか?」でした。


つまり、年月と共に、椎間板が変形してヘルニアになったわけでなく、
強い何かの衝撃があったようなのです。


前夜は何ともなかったのです。
いったい、家の中で、一晩のうちに何が起こったのか。


考えられるのは、ソファから落ちた、または飛び降りた際の衝撃です。


実際、先日も病院で「朝、ベッドから飛び降りただけ」なのに、
いきなりグレード5になってしまった子がいました。

まさか、家の中でこんな事故になるとは、、、飼い主の不注意です。
ハルクがソファに上るのを見ていたのに、その後を予想できませんでした。


翌日のMRI検査に向けて、一晩入院するように勧められたのですが、
先日も右目のレーザー治療で入院させていて、
明日からも、もしかしたらしばらく入院するかもしれないと思うと、
ハルクと離れがたくて、絶対安静を約束して連れて帰りました。

すでに自力では歩けず、おしっこは出ない、けれど、うんPは勝手に出てくる。
そんな状態のハルクでした。


MRI検査は、別の検査専門の病院で受けました。
朝11時頃に整形外科によって、おしっこを絞ってもらい、検査に向かいました。


MRI検査は全身麻酔で行われました。
12時過ぎに預けてから、麻酔が覚めるまで、4時間ぐらいかかりました。

17時過ぎに、検査病院の医師から、検査結果の説明がありました。

ハルクの椎間板ヘルニアは、左腹側から脊髄を圧迫していました。
髄核が繊維輪を飛び出し、椎間板全体で脊髄を強く圧迫して、
脊髄の形が楕円形に変形していて、広範囲に白い部分が広がっていました。

私は、インターネットで検索して見るような椎間板ヘルニアの画像と違い、
あまりにも変形した脊髄の形に唖然となりました。


MRI検査では、水分は白く写るそうです。
この白いものが何か調べるためにも、すぐに手術するように言われました。


画像データはすでに検査病院から整形外科に送ってあり、
整形外科からも、すぐに診せに戻ってきてほしいと電話がありました。



ハルクの症状は、大きな荷物を積んだトレーラーが、
猛スピードで壁に激突したようなもの。
荷台が運転席に食い込み、運転席が壁に食い込んでいるような状態。



壁にあたる脊髄の中の神経に食い込んでいる椎間板を
手探りで取り除く手術をするので、
取りすぎれば神経に麻痺を残し、取り残せば圧迫で麻痺が残る、
でもやらなければ、圧迫されている神経はどんどん死んでしまい、
それで麻痺が出てしまう。


早期の外科治療でも日常生活に戻れる確率は70%ぐらいだけど、
すぐに手術したほうが絶対にいい、パパも同意見だったので、
ハルクの手術は19時から行うことになりました。


つづく

ニックネーム ハルクママ at 00:00| Comment(0) | 椎間板ヘルニア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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